という番組を観ました。
https://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20180602
内容は恐るべきものでして、
ふつうに働いていた人たちが親の介護をきっかけに仕事を退職し
介護をしながらだと仕事ができず、親の年金で生活を続けているうちに
社会から孤立してしまい働くことができなくなってしまい
親が亡くなった後は年金も絶たれ、生活に困窮する
という内容でした。
こういった方々は求職活動をしていないため、統計上の失業者にもカウントされておらず
ミッシングワーカーとして、失われた労働力となっているというのです。
しかも、これは1人2人の問題ではなく、40・50代で103万人にものぼるミッシングワーカーが存在するというのです。
私は、普段は会社で仕事をしながら「介護離職しない地方での持続的な働き方」をテーマに活動しているのですが、介護離職の先にある、このミッシングワーカーという状態は非常に深刻な問題だと認識しました。
改めて、介護離職というものの恐ろしさと社会的な損失を考えるべきではないでしょうか。
番組名でググったら番組を視聴できる動画も出てきたので、これを機に「ミッシングワーカー」を検索してご覧になって頂けると幸いです。
自分自身も活動を続けてはいるものの、個人で解決できる問題としては大きな問題過ぎるような気もしているので、この番組を機に、国政レベルで検討していただきたいものです。