こんばんは。瀬潟です。今日もフェルミ推定シリーズをやっていきたいと思います。
本日のお題は、「日本にコピー機は何台あるか」です。
先に実際の計算過程を載せておきます。


今回はコピー機について、法人が自分で利用するために所有するコピー機を考えました。一口にコピー機といっても様々なタイプがあるので、今回どのようなコピー機の台数を概算しようとしているのか事前に定義してしまう必要があると思われます。
コピー機の台数について、
コピー機の台数=法人数×平均の所有数
という式で求めることが可能です。
また、コピー機を所有する可能性のある法人としては、企業と学校があると考えました。企業については、概算ではありますが、人数100人以上の大企業が10%あり、10人ごとに1台のコピー機を使っていると考えました。また、人数10人以下の小企業が全体の90%あり、1台のコピー機を使っていると考えました。学校については、小学校~高校については、1学校の1学年当たり1台のコピー機を、大学については研究室で1台使っている実感ですので、平均して10人で1台を使用していると考えました。
それぞれ、企業数、学校数の求めていきます。
企業数は約280万社と言われていますので、この数字を用います。
学校数については、1学年当たり約120万人、1学年平均して100人、学校の児童生徒数の平均を400人(小学校、中学校、高等学校の12年間を平均して4年間在籍するとして計算)としました。
大学生の数については、18-22歳の人口と大学進学率(約50%)を用い算出しました。
コピー機は全部で599.2万台存在すると計算されました。
今日のところはこれまでにします。お付き合いいただきありがとうございました。