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数年ほど前「バイオショック」というテレビゲームをしました。そのゲームは大西洋にある海底都市「ラプチャー」を舞台にした一人称視点シューティングゲームです。シューティングゲームですが、ストーリーの内容が深く、独特な世界観のゲーム作品です。理想郷を作りたいと思っていたアメリカの億万長者であるアンドリュー・ライアンは西洋に海底都市「ラプチャー」を建造しました。でも、ある事情で「ラプチャー」の市民の精神状態が悪化して、理想郷は地獄へ様変わりしてしまいました。
海底都市はゲームだけでなく、映画や小説にもよく出てくるものです。カナダの企業家兼海底探検家であるフィル・ヌイッテン氏はアンドリュー・ライアンと同じく、海底都市を建設する予定です。ヌイッテン氏の海底都市の特徴は陸上と同じ気圧を維持するシステムになります。現在、ヌイッテン氏は深海都市の試作型を作っています。その試作型のテストが成功すれば、
深海都市の建造を開始する予定です。
2014年、日本の清水建設株式会社はOcean Spiralという深海都市を建設する予定について発表しました。Ocean Spiralは海洋発電を利用して、環境に優しい深海都市になるそうです。現在、Ocean Spiralは建設中で、2030年に完する予定です。以前、アメリカでは、100人が無事に生活できる海底植民地を作る技術がありましたが、それ以上の人数を宿泊させるために、いろいろな技術的な問題を解決しなければなりません。
数年ほど前、民間ロケット会社スペースX社の共同設立者であるイーロン・マスク氏が火星を植民地化する計画を発表しました。個人的には、その計画の実現可能性はそれほど高くないと思います。火星の植民地化と違って、深海都市の建設コストはより安く、片道旅行ではありません。また、個人的に火星の雰囲気がそんなに好きではないし、深海の方がもっと興味深い場所であると思います。