この記事はSteemit-jpの第27回コンテスト「最近こんな出会いがありました」の応募記事です。
「最近の出会い」で思い浮かぶのはあるフィリピン人女性のことです。
僕はフィリピンに移住しているのですが、今住んでいるあたりは外国人が全くいないので結構目立ちます。
先日ジプニー（フィリピンの公共交通機関）に乗っていると、車内でノートを開いて日本語の勉強をしている女性がいました。
ちょうど僕と同じ場所で降りたところで目があって「Are you Japanese?」と聞いてきました。
そうだ、と答えると英語と拙い日本語を交えて色々話をすることになったのですが、どうやらマニラに住む女性で実家がこの辺りのために帰省をしていたようです。
イミグレで働いているため日本人と接することが多く、日本に興味があるため近々日本旅行を計画しているとのことでした。
ここまで読んで「お、ラブロマンスに発展するんだな？」と思われた方もいるかもしれませんが、残念ながｒ・・・、いえ、幸運にも私は結婚をしています。
連絡先を聞かれたものの適当にはぐらかしてその日は別れました。
後日、またジプニーを降りて自宅に帰る道中、先日の女性が今度はスクーターに乗って通りかかりました。
「家まで送っていこうか？」と聞かれたものの、ここでもまた丁重にお断りしました。
「別にそれくらいしてもらってもいいのでは？」と思われるかもしれませんが、うちの妻はとてつもなく嫉妬深いのです。
どの程度嫉妬深いかというと付き合い始めた当初、Facebookや携帯から女性友達を全て削除するよう迫ってきたほどです（これは何とか説得しましたが）。
友人の結婚式に出席して、同じく参加していた女性友達と新郎新婦で一緒に撮ったスマホ写真が見つかった時には泣き出すほどです。
新しい女性友達なんて作ろうものなら、第3次世界大戦が我が家から勃発しかねません。
そんなわけで「最近こんな出会いがありました」が、それを棒に振ったというお話でした。