日本に戻りました

思いがけず@akipponnにも会えたベルリン滞在を終え、昨日は時差ボケで朦朧としながらも実家へ帰ってきました。
実家へは車で1時間少し掛かります。昨日は帰ってから初めての運転だったんですが、いつもと違って特に違和感なく運転することができました。 ・・・と言うのも、ドイツは車は右側通行で日本とは逆なので、3ヶ月くらい滞在してから日本へ戻ると「どっちを走るんだったけ？」とちょっとドキッとすることがあるのです。

ベルリンで車は運転しませんが、自転車で走ることはあります。ベルリンは自転車専用道が整備されていて、多くの人がヘルメットを付けて走るくらい本格的に、猛スピードでやってくることもしばしば、音が無いので車より怖いことがあります。
信号も結構おおらかな感じ？なので、町を歩いていて大通りを横切る時などは、車と自転車の両方に気を配る必要があります。ですので、日本より「左よし、右よし、左よし」をする確率は断然高くなります。

そんなこともあって、日本に戻ると「先に見るのどっちだっけ？」とか、「右折後どっち側だっけ？」とちょっと戸惑うことがあるのですが、今回は1ヶ月程度と短かったので、それほど感覚は狂わなかったのかも知れません。
久々に家族とアンコウ鍋をつついて、なかなか親孝行できないことを申し訳なく思いながらも、少し安心してまた戻ってきました。

実家はいわゆる「新興住宅地」にあって、この団地まるごと一緒に年を重ねているという感じです。昨日も久々にお向かいのお母さんに会い、少しお話ししましたけど、やっぱり年をとられたなぁと染み染み感じさせられました。ご近所の多くのおじさん、おばさんがおじいさん、おばあさんになっておられることを寂しく感じながら、我が家に帰ると一回り小さくなったような父がいました。
おかげさまで今のところ元気に過ごしてくれていますが、元気なうちにしてあげたいことを実現していかないとなぁと改めて感じてきました。皆さんも同じような思いを持たれたことがあるでしょうか。若い人にはまだ少し早いかな？

こちらはハツユキカズラですね。田舎の団地の家の庭なので大きい訳ではありませんが、庭仕事が好きな母がそんなにファンシーではないながらもひとつひとつ可愛がって育てている鉢植えや植木が毎年機嫌よく花を咲かせてくれるので、帰省する際の楽しみのひとつになっています。私もいつかこんな庭がある家で毎日庭いじりをしながら過ごしたいと思っています（私が借りている畑は車で20分掛かる山手にあるので、最近はお休みさせてもらっています）。

寒いながらも少しずつ春の息吹を感じますね。三寒四温を繰り返すと、もう水仙やチューリップの咲く春は直ぐそこ…。

・・・と言いたいのですが、2月からちょっと極寒の地へ出掛ける予定にしていまして、私にとってはもうしばらく寒い冬が続きそうです（詳細はまた別の機会に）。